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日本の漫画シリーズ, アニメ ウィキペディアから
『ふしぎ遊戯』(ふしぎゆうぎ)は、渡瀬悠宇による日本の少女漫画。また、それを原作としたテレビアニメ。1992年より『少女コミック』(小学館)に連載された。略称は「ふし遊」。また、後に発表された『玄武開伝』、『白虎仙記』との区別から本項にて解説される一連のシリーズ作は『朱雀・青龍編』とも呼ばれ、これを略して『朱青』または『朱雀』とも呼ばれる。2015年11月時点で全シリーズの累計発行部数は2000万部を突破している[1]。
ふしぎ遊戯 | |||
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ジャンル | 異世界ファンタジー漫画 | ||
漫画 | |||
作者 | 渡瀬悠宇 | ||
出版社 | 小学館 | ||
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掲載誌 | 少女コミック | ||
レーベル | フラワーコミックス | ||
発表期間 | 1992年 - 1996年 | ||
巻数 | 全18巻 | ||
小説:ふしぎ遊戯外伝 | |||
著者 | 原作:渡瀬悠宇、作:西崎めぐみ | ||
イラスト | 渡瀬悠宇 | ||
出版社 | 小学館 | ||
レーベル | 小学館パレット文庫 | ||
刊行期間 | 1998年1月 - 2005年6月 | ||
巻数 | 全13巻 | ||
アニメ | |||
原作 | 渡瀬悠宇 | ||
監督 | 亀垣一 | ||
シリーズ構成 | 浦沢義雄 | ||
キャラクターデザイン | 北山真理、本橋秀之 | ||
音楽 | 本間勇輔 | ||
アニメーション制作 | スタジオぴえろ | ||
製作 | テレビ東京、読売広告社、スタジオぴえろ | ||
放送局 | テレビ東京系列(他、#放送局参照) | ||
放送期間 | 1995年4月6日 - 1996年3月28日 | ||
話数 | 全52話 | ||
OVA:オリジナルビデオシリーズ ふしぎ遊戯 | |||
原作 | 渡瀬悠宇 | ||
監督 | 亀垣一 | ||
キャラクターデザイン | 本橋秀之 | ||
アニメーション制作 | スタジオぴえろ | ||
製作 | バンダイビジュアル、スタジオぴえろ ムービック | ||
発表期間 | 1996年10月25日 - 1997年2月25日 | ||
話数 | 全3巻(全3話) | ||
OVA:ふしぎ遊戯 第二部 | |||
原作 | 渡瀬悠宇 | ||
監督 | 亀垣一 | ||
キャラクターデザイン | 本橋秀之 | ||
アニメーション制作 | スタジオぴえろ | ||
製作 | バンダイビジュアル、スタジオぴえろ ムービック | ||
発表期間 | 1997年5月25日 - 1998年10月25日 | ||
話数 | 全6巻(全6話) | ||
OVA:ふしぎ遊戯 -永光伝- | |||
原作 | 渡瀬悠宇、西崎めぐみ | ||
監督 | 島崎奈々子 | ||
キャラクターデザイン | 本橋秀之 | ||
アニメーション制作 | ぴえろ | ||
製作 | 小学館、ぴえろ、FCC PIONEER ENTERTAINMENT | ||
発表期間 | 2001年12月21日 - 2002年6月25日 | ||
話数 | 全4巻(全4話) | ||
ゲーム:ふしぎ遊戯 朱雀異聞 | |||
ゲームジャンル | 女性向け恋愛ADV | ||
対応機種 | PlayStation 2 | ||
発売元 | アイディアファクトリー | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
発売日 | 2008年5月29日 | ||
ゲーム:ふしぎ遊戯DS | |||
ゲームジャンル | 女性向け恋愛ADV | ||
対応機種 | ニンテンドーDS | ||
発売元 | アイディアファクトリー | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
発売日 | 2009年6月25日 | ||
関連作品 | |||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ・ライトノベル・コンピュータゲーム | ||
ポータル | 漫画・アニメ・ラジオ・文学・コンピュータゲーム |
本作品は、古代中国の四神や二十八宿などを題材とし、主要な登場人物の名前は、二十八宿から取られている。また、主人公や国名なども五行説に則って命名されている。身体の文字などは里見八犬伝がルーツとなる。
高校受験を間近に控えた中学3年生の夕城 美朱(ゆうき みあか)と親友の本郷 唯(ほんごう ゆい)は『読み終えた者は主人公と同様の力を得、望みがかなう。』という序文に釣られ、図書館の立ち入り禁止区域で見付けた四神天地書という書物を開いて、中に吸い込まれてしまう。そこに待っていたのは、古代中国に似た異世界―四正国の紅南国と、額に鬼の字を持つ青年―鬼宿(たまほめ)との出会いだった。すぐに現実世界に戻れた2人だったが、帰宅後に母親と口論になり飛び出した美朱は再び本の世界へ入ったまま、現実世界へ帰れなくなってしまう。かくして美朱は、軍事大国―倶東国の前に苦境に立たされていた、若き皇帝にして朱雀七星士―星宿(ほとほり)の紅南国を守るため、現実世界への戻り方を知るために、朱雀の巫女となった。やがて美朱は、各地に点在する七星士を探す方法や戻り方を求め訪れた太極山で、仙人―太一君(たいいつくん)の助言と美朱の行方不明を聞き付けた唯の助けで、なんとか現実世界に帰還する。が、入れ替わりに唯が吸い込まれてしまったことからそれを助けるため、また七星士の一人であった鬼宿と強く惹かれ合うようになっていたこともあって紅南国を平和に導くために、決意新たに美朱は兄―奎介(けいすけ)の制止を振り切って本に戻ってしまう。
一方、美朱と入れ替わりに倶東国に降りた唯は、ゴロツキに襲われたところを青龍の巫女として青龍七星士―心宿(なかご)に助けられる。だが青龍の力の独占を密かに狙う心宿は、ゴロツキ達に唯が強姦されたのは美朱が見捨てたからだと騙り、敵対させるよう仕向けた。こうして唯は心宿の策略により、朱雀を妨害しながらの青龍召喚の旅に出る。心宿により、朱雀・青龍とも七星士達が次々と命を落とす中、一度は不可能かと思われた神獣召喚であったが、玄武・白虎の巫女達の遺産―神座宝を集めれば巫女単体でも神獣を呼び出せると知らされ、争奪戦が始まる。
最終的にこの争いを制したのは、青龍側であった。神獣―青龍を召喚した唯は、第一の願いで朱雀を封印。続く第二の願いで美朱を本の世界から追放し、唯も共に現実世界に帰還する。しかし美朱を離すまいとした鬼宿も、一緒に本の世界から飛び出してしまう。そこでとうとう鬼宿は、美朱と唯には今までの出来事全てが紙面上の虚構に過ぎないこと―――巫女と七星士が結ばれないと言われて来た本当の意味に、衝撃を受ける。
美朱達が本の中で神獣召喚を巡って争っていた頃、奎介も美朱と唯を助けるべく、現実世界で奔走していた。現実世界と巫女を繋ぐ共通物質―媒体である美朱のリボンや四神天地書に浮き上がる文面により、四正国や美朱の言動を追い掛ける一方で奎介は友人―梶原 哲也(かじわら てつや)と共に四神天地書とその訳者―奥田 永之助(おくだ えいのすけ)を調べ始めるが、2人が辿り着いたのは奥田の一人娘―多喜子(たきこ)が元玄武の巫女であった事実と、父娘の非業の死であった。さらに奎介達は、本から無事巫女の役目を遂げて帰還した元白虎の巫女―大杉 鈴乃(おおすぎ すずの)より“巫女とは生贄であり、神獣は願いを叶える代わりに巫女の体を喰らう。ただし、巫女が強い心の持ち主ならばその限りではない”と聞かされ、本の世界を追われた美朱に告げた。この事実は召喚で青龍に蝕まれていく体に怯え、美朱へ助けを求めて来た唯にも伝えられたがショックの引く間もなく、紅南と倶東両国を窮地に陥れた心宿が、遂に現実に現れ、第三の願いを自らにもたらすよう唯に迫った。辛くも、鬼宿の助けを得た美朱に助け出されたことで、ようやく心宿の本心に気付いた唯は、最後の願いで朱雀を呼び出す力を美朱に与え、青龍に取り込まれてしまう。
朱雀を招喚した美朱は、第一の願いで唯を取り戻した後、第二の願いで青龍を封印。世界を破滅から救い、最後の願いで“鬼宿と決して離れない”ことを願った美朱が、唯と現実世界へ戻って数か月後…。奎介の連れて来た、鬼宿の記憶と誓いの指輪を持った後輩―宿南 魏(すくなみ たか)と再会する。
第二部(OVA2参照)では高校生になった美朱が、学校行事で訪れた高松塚古墳で朱雀と再会。救いを求める声と魏に迫る危機に、鬼宿の記憶を探して、魏と再び本の世界へ降り立つ。朱雀七星士達との再会に感激するも束の間、あの朱雀と青龍の激闘の直後に井宿と翼宿の手元に現れた石が魏の記憶だと知り、不気味な気配を感じつつも、戦死した七星士達の石を求めて旅を開始する。しかしその頃、現実世界の美朱の高校や奎介達の大学にも、妖しい影が迫りつつあった。
メディアミックス展開のため、声優のキャスティングが複数存在する。併記なきものはアニメ版。
朱雀を守護神とし、四正国の内南に位置する温暖気候の国。皇帝の治世が行き届いているためか、四正国の中では比較的治安が良い。しかし近年では倶東国の軍事的脅威に晒されている。首都は栄陽(えいよう)。朱雀の象徴色は朱。そのため、朱雀七星士の体に出る文字の色は赤色。朱雀七星士は全員男である。
青龍を守護神とし、四正国の内東に位置する軍事大国。その国風と現皇帝が暴政を敷いていることから国内では内乱が絶えず、治安も非常に悪い。首都は春封(しゅんふう)。青龍の象徴色は青。そのため、青龍七星士の体に出る文字の色は青色。
白虎を守護神とし、四正国の内西に位置する、砂漠などが北アフリカ〜中東を思わせる国。白虎の象徴色は白。そのため、白虎七星士の体に出る文字の色は白。90年前に白虎召喚に成功している。
玄武を守護神とし、四正国の内北に位置する最も広大な国。首都は特烏蘭(トウラン)。国土のほとんどが殺伐とした荒野や山だが、資源が豊富。モンゴルをイメージしている。玄武の象徴色は黒。そのため、玄武七星士の体に出る文字の色は黒く、光り輝く時は銀色。200年前の玄武召喚により、永遠の平和が約束された国である(詳しくはふしぎ遊戯 玄武開伝の項目を参照)。
原作第二部(OVA2)の敵。
1995年4月6日から1996年3月28日までテレビ東京系でアニメ化された。毎週木曜日18時00分から18時30分に放送。全52話。
ほぼ原作通りの進行だが、原作では奎介による美朱への説明のみだった盛岡行きの様子や、鈴乃と婁宿が同時に亡くなるシーンが追加されるなどの相違点も多数ある。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1章 | 1995年 4月6日 | 伝説の少女 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第2章 | 4月13日 | 朱雀の巫女 | 阪口和久 | 湊屋夢吉 | 本木久年 | |
第3章 | 4月20日 | 朱雀の七星 | 浦沢義雄 | しぎのあきら | 広田麻由美 | |
第4章 | 4月27日 | すれちがう想い | 阪口和久 | 西澤晋 | 亀垣一 | 本橋秀之 |
第5章 | 5月4日 | とまどう鼓動 | 浦沢義雄 | 池上誉優 | 島崎奈々子 | 菅野宏紀 |
第6章 | 5月11日 | 命果てても | 阪口和久 | 坂本郷 | 貞光紳也 | 本木久年 |
第7章 | 5月18日 | 帰りたい… | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第8章 | 5月25日 | 逢いたい… | しぎのあきら | 広田麻由美 | ||
第9章 | 6月1日 | 見えざる敵 | 阪口和久 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第10章 | 6月8日 | 囚われの少女 | 浦沢義雄 | 坂本郷 | 篠原俊哉 | 本木久年 |
第11章 | 6月15日 | 青龍の巫女 | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第12章 | 6月22日 | あなたしかいない | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 元永慶太郎 | 菅野宏紀 |
第13章 | 6月29日 | 愛するがゆえ | 阪口和久 | しぎのあきら | 広田麻由美 | 本木久年 |
第14章 | 7月6日 | 砦の狼 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第15章 | 7月13日 | 蘇りの都 | 吉村元希 | 西澤晋 | 元永慶太郎 | 山沢実 |
第16章 | 7月20日 | 哀しき戦い | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第17章 | 7月27日 | めぐり逢いの音 | 吉村元希 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第18章 | 8月3日 | 恋慕の罠 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 本木久年 | |
第19章 | 8月10日 | ひきさかれる愛 | 阪口和久 | 牧野滋人 | 石原立也 | 才谷梅太郎 |
第20章 | 8月17日 | とどかぬ願い | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第21章 | 8月24日 | 君を護るために | 吉村元希 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第22章 | 8月31日 | 二度と離れない | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第23章 | 9月7日 | 謀略の予兆 | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 窪詔之 | |
第24章 | 9月14日 | 炎の決意 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 中田雅夫 | |
第25章 | 9月21日 | 愛されて、悲しくて… | 吉村元希 | 石山タカ明 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第26章 | 9月28日 | 星見祭りの夜 | 浦沢義雄 | 嵯峨敏 | 清水健一 | |
第27章 | 10月5日 | 誓いの墓標 | 阪口和久 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第28章 | 10月12日 | 第1節 総集編〜古昔之途(いにしえのみち) | - | |||
第29章 | 10月19日 | 動き出した謎 | 浦沢義雄 | 西澤晋 | 本橋秀之 窪詔之 | |
第30章 | 10月26日 | 戦いの閃光 | 吉村元希 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第31章 | 11月2日 | 不安の渦 | 浦沢義雄 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第32章 | 11月9日 | 朱雀の宿星に殉じて | 阪口和久 | 西澤晋 | 島崎奈々子 | 本木久年 |
第33章 | 11月16日 | 柳宿永遠の別離 | 浦沢義雄 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第34章 | 11月23日 | 氷の防人 | 吉村元希 | 権俵及造 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第35章 | 11月30日 | 奈落の蜃気楼 | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 山沢実 | |
第36章 | 12月7日 | 踏みにじられた愛 | 織田美浩 | 中田雅夫 | ||
第37章 | 12月14日 | 幻惑のぬくもり | 牧野滋人 | 本木久年 | ||
第38章 | 12月21日 | 心の夜明け | 阪口和久 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第39章 | 12月25日 | 妖しき幻想 | 浦沢義雄 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第40章 | 1996年 1月4日 | 偽りの恋 | 吉村元希 | 島崎奈々子 | 佐々木守 | |
第41章 | 1月11日 | 復活の陽光 | 浦沢義雄 | 権俵及造 | 黒田やすひろ | 児山昌弘 |
第42章 | 1月18日 | 越えられぬ壁 | 阪口和久 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第43章 | 1月25日 | 決別の来同 | 浦沢義雄 | 貞光紳也 | 本木久年 | |
第44章 | 2月1日 | 刹那の攻防 | 吉村元希 | 西澤晋 | 奥田万つ里 | |
第45章 | 2月8日 | 分岐の光 | 浦沢義雄 | 織田美浩 | 中田雅夫 | |
第46章 | 2月15日 | 虚実の少年 | 阪口和久 | 貞光紳也 | 山沢実 | |
第47章 | 2月22日 | 鎮魂の空 | 浦沢義雄 | 西澤晋 | 本橋秀之 | |
第48章 | 2月29日 | この命賭けても | 吉村元希 | 鍋島修 | 時矢義則 | |
第49章 | 3月7日 | 華燭の典 | 浦沢義雄 | 牧野滋人 | 山沢実 | |
第50章 | 3月14日 | 贖罪の瞬間 | 阪口和久 | 貞光紳也 | 本木久年 | |
第51章 | 3月21日 | 託された希望 | 吉村元希 | 亀垣一 | 本橋秀之 | |
第52章 | 3月28日 | いとおしい人のために | 浦沢義雄 |
第一部(テレビアニメシリーズ)と第二部の間のストーリーとされるアニメオリジナルエピソードが全3巻、第二部が全6巻、外伝の永光伝が全4巻製作された。TVアニメシリーズと同じスタッフで製作されたが、外伝のみ若干異なる。
TVシリーズ後のアニメオリジナルエピソード。全3巻。何者かによって再び四神天地書の中に戻された鬼宿。本の中では数十年が経過しており、誰も当時の自分を知る者はなかった。宮殿を訪ね、星宿の曾孫だという少年の皇太子に国を救った伝説の朱雀七星士として快く朱雀廟に招かれるが結界に阻まれ入ることができず、朱雀七星士を語る偽者として追い出されてしまう。太一君を頼って太極山を訪ねても、岩の転がった山にしか見えない。そんな時、自分のことを心宿と呼ぶ少女に出会い、鬼宿は苦悩する。
話数 | サブタイトル | 発売日 |
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巻ノ一 | 失ひし絆 | 1996年10月25日 |
巻ノ二 | 悲しき閃光 | 1996年12月18日 |
巻ノ三 | 別離(わかれ)…そして | 1997年2月25日 |
原作第二部をアニメ化したOVAシリーズ。全6巻。高校生になった美朱が、高松塚古墳での朱雀からの救いを求める声と魏に迫る危機に、鬼宿の記憶を求め、魏と再び本の世界へ降り立つ。第一部で故人となった朱雀七星士や唯達とも力を合わせ、四神天地書内だけでなく現実世界をも股に掛けた魔人―天罡との戦いに美朱達が臨む。七星士達の過去や死後の紅南国内での因縁、現実世界の人々を洗脳して襲い来る祀行 斂や神代 魅との対決が描かれる。
話数 | サブタイトル | 発売日 |
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第一章 | 蠱惑の胎動 | 1997年5月25日 |
第二章 | 沈黙の童 | 1997年9月25日 |
第三章 | 転生の発露 | 1997年12月18日 |
第四章 | 友誼の焔 | 1998年2月25日 |
第五章 | 儚き水鏡 | 1998年5月25日 |
第六章 | 未来(あした)逢うために | 1998年10月25日 |
小説「ふしぎ遊戯外伝」7&8巻をアニメ化したOVAシリーズ。全4巻。魏への好意から美朱に対する嫉妬心で、自ら四神天地書の世界へ旅立った朱雀の二代目巫女―榊真夜が主人公となっている。数々の経験を経た真夜はやがて、魏と美朱の真実を知ることになる。
話数 | サブタイトル | 発売日 |
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第一章 | 神話開玄 | 2001年12月21日 |
第二章 | 流砂彷白 | 2002年2月25日 |
第三章 | 七星青輪 | 2002年4月25日 |
第四章 | 朱翼光臨 | 2002年6月25日 |
『ふしぎ遊戯 朱雀異聞』のタイトルで、オトメイトより2008年5月29日に発売されたPlayStation 2ゲーム。
2009年6月25日には『ふしぎ遊戯 玄武開伝 外伝 鏡の巫女』と『ふしぎ遊戯 朱雀異聞』がカップリングされたニンテンドーDSソフト『ふしぎ遊戯DS』が発売された。限定版にはドラマCDの朱雀編『朱雀七星士、柳宿争奪戦!?』と玄武編『真夜中の激闘! 伝説のキノコを求めて』が同梱。
ここでは、朱雀の巫女と青龍の巫女は、美朱や唯ではない。声優もドラマCD・アニメ版とは大幅に変更されている。
役名 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2015年 | 2016年 | 2018年 | |
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舞台 初演 | 舞台 朱雀編 | 舞台 青龍編 | 舞台 ネルケ版 | ミュージカル 朱ノ章 | ミュージカル 蒼ノ章 | ||
朱雀 | 夕城美朱 | 橋本愛奈 (THE ポッシボー) | 伊藤梨沙子 | 田中れいな (LoVendoЯ) | |||
鬼宿 | 平野良 | 喜矢武豊 (ゴールデンボンバー) | 平野良 | ||||
星宿 | 植野堀まこと | 末野卓磨 | 山本一慶 | 前山剛久 | 谷佳樹 | ||
柳宿 | 宮地真緒 | 染谷俊之 | 宮地真緒 | ||||
井宿 | 矢吹卓也 | 関義哉 (新選組リアン) | 古川裕太 | 橘龍丸 | 葉山昴 | ||
翼宿 | 小澤亮太 | 伊崎央登 | 小谷嘉一 | 碕理人 | 小谷嘉一 | 薫太 | |
軫宿 | 中村康介 | 広瀬友祐 | 滝川英治 | 小笠原健 | |||
張宿 | 富田大樹 | 未来 | 富田大樹 | ||||
青龍 | 本郷唯 | 秋山ゆりか (THE ポッシボー) | 伊藤菜実子 | 坂田しおり | 宮崎理奈 (SUPER☆GiRLS) | ||
心宿 | 寿里 | 吉岡佑 | 寿里 | 輝馬 | |||
亢宿 | 斉藤祥太 | 桑野晃輔 | 林明寛 | 澤田怜央 | 服部翼 | 松岡卓弥 | |
角宿 | 斉藤慶太 | ― | 桑野晃輔 | 前田隆太朗 | |||
房宿 | 宮﨑麗香 | ― | 八代みなせ | 花奈澪 | |||
氐宿 | 田邉明宏 | ― | 田邉明宏 | 木田健太 | |||
尾宿 | 來河侑希 | ― | 保土田充 | 宮川智之 | |||
箕宿 | 高橋里央 | ― | 青山太久 | 深澤恒太 | |||
白虎 | 婁宿 | 藤宮潤 | ― | 紅葉美緒 | 及川洸 | ||
玄武 | 虚宿 | 長谷川太紀 | ― | 小野賢章 | 高根正樹 | ||
斗宿 | 堤隼人 | ― | 前内孝文 | 川﨑優作 | |||
その他 | 太一君 | 舞香(ムカシ玩具) | 藤宮潤 | 藤宮潤 | 小島ことり | ||
少華 | ― | 折井あゆみ | ― | 栗生みな | |||
睿俔 | ― | 保土田充 | ― | 我善導 | |||
夕城奎介 | 松浦温生 | 坂本真一 | |||||
梶原哲也 | 松田陽平 | ||||||
美朱の母 | 佐々木三枝 | ― | |||||
倶東陛下 | ― | ― | 田中しげ美 | ||||
攻児 | ― | 來河侑希 | 佑太 | ||||
結蓮 | ― | ― | 新井順華 |
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