セントラルドグマ
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セントラルドグマ(英: central dogma[1])とは、遺伝情報が「DNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質」の順に伝達される、という、分子生物学の概念である[2]。フランシス・クリックが1958年に提唱した[3][4]。この概念は細菌からヒトまで、原核生物・真核生物の両方に共通する基本原理だとされた[2]。中心教義、中心命題、中心ドグマとも[5]。
セントラルとは中心、ドグマとは宗教における教義のことであり、セントラルドグマは、「分子生物学の中心原理」または「生物学の中心教義」と呼ばれることがある。