テオブロミン
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テオブロミン(theobromine)は、カカオなどに含まれるプリン塩基と構造が似たアルカロイドの1種である。カカオ以外にもチャノキやコーラと言った植物にも含まれるため、チョコレート以外にも茶などのほかの食品中にも存在している。その名前に反して臭素(Bromine)は持たず、テオブロミンという名前は、ギリシア語で神の(theo)食べ物(broma)という意味を持つカカオの学名Theobromaに由来する。公式には、xantheose とも呼ばれる[1]。
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テオブロミン | |
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IUPAC名 | 3,7-ジメチルキサンチン |
別名 | 2,6-ジヒドロキシ-3,7-ジメチルプリン |
分子式 | C7H8N4O2 |
分子量 | 180.16 |
CAS登録番号 | 83-67-0 |
形状 | 白色結晶 |
融点 | 345–350 °C |
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