ネットワークカード
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ネットワークカード(英: network card)は、ネットワークへの物理的な接続を提供するためにコンピュータにインストールされるアダプタ回路基板である[1]。コンピュータネットワーク内でコンピュータ間の通信を行うために使用されるハードウェアの1つである。
一般的にはLANカード(ランカード)と呼ばれることが多いが、ネットワークアダプタ(network adapter)、ネットワークインタフェースカード(network interface card)などとも呼ばれる。名称のとおり、LANカードについては、有線のLAN、特にイーサネットに対する物を指す場合が多い。ネットワークアダプタについても古くは同様であったが、イーサネット等以外の各種のネットワーク、例えば無線LANや3G、WiMAX等の普及により、コンピュータ(ホスト)から見た通信デバイス一般を指すようになった。NICと称する場合もあるが、これがネットワークインタフェースカード(Network Interface Card)という物理的媒体を指すのか、ネットワークインタフェースコントローラ(Network Interface Controller)という非物理的な機能を指すのかは文脈から判断するほかない。
本項目では(狭義の)有線LAN用のそれで、特にパーソナルコンピュータ用のイーサネットのものについて説明する。