ブライトリング
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ブライトリング(Breitling Montres S.A. )はスイスの腕時計メーカーである。
種類 | 非公開会社 |
---|---|
業種 | 時計製造 |
設立 | 1884年 (1884) |
創業者 | レオン・ブライトリング |
本社 | |
主要人物 | ジョルジュ・カーン |
製品 | 腕時計 |
所有者 | パートナーズ・グループ |
ウェブサイト |
www |
戦前には航空業界とのつながりが強く、コクピットウォッチ、ストップウォッチを主力としていた。現在においてもパイロットウォッチやミリタリーウォッチを得意とし、「プロのための計器」「時計ではなく(航空用)計器である」という理念のもとに、製品はすべてクロノメーター検定に合格したものである[1]。実際に、現代においてもパイロット向けの腕時計として「エアロスペース」「エマージェンシー」が販売されており、高い評価を受けている。
気球による無着陸世界一周を初めて成功させたブライトリング オービター 3やジェットエンジンを乗せた翼を背負って飛行するイブ・ロッシーなど、航空界へのスポンサー活動を積極的に行っている。
近年、ブライトリングは同社の1915年発表のモデルを世界初のクロノグラフ腕時計と自称していたが[2]、実際は1913年にロンジン[3]やオメガ[4]が製造した物など複数社による先行事例がある[5]。そのため「クロノグラフ腕時計」「専用プッシュボタン付クロノグラフ腕時計」いずれの条件でもブライトリングは世界初ではない。
かつては専らETAから供給されるムーブメントを採用していたが、現在は自社開発・自社製造ムーブメントcal.B01を採用した時計を中心に、cal.B20をケニッシから、cal.B25をコンセプトから、その他をセリタから供給を受けている。特にETAおよびセリタ製ムーブメントについては各部品の個体差にまで配慮した徹底的なチューニングが施され、圧倒的な高精度化に定評がある。
ムーブメントを自社製造する「マニュファクチュール」という言葉を他社と異なる意味合いで使う事があり、外部から購入したムーブメントを使っていてもマニュファクチュールと主張する事がある。