ベサ機関銃
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ベサ機関銃は、チェコスロバキアの空冷・ベルト給弾式機関銃であるZB-53をイギリスがライセンス生産したものである。チェコスロバキア陸軍では、この機関銃はTK Vz.37(TKは「těžký kulomet」、重機関銃の意。Vzは「vzor」、型式を意味する)と呼称された。設計者は"Vaclav Holek"である。本銃は、第二次世界大戦中のイギリス陸軍において機甲部隊に広く使用され、より重く水冷式のヴィッカース重機関銃に替わり、戦車や装甲車の装備機銃として搭載された。搭載にあたり、本銃は戦車の装甲に、より大きな開口部分を必要としたが、信頼性・確実性があった。本銃の名称はBSAに由来する。BSAは、Československá zbrojovkaとイギリスでのライセンス生産契約を結んだ。陸軍省ではこの兵器を1938年に発注し、改修の後、1939年に量産が開始された。
概要 ベサ機関銃, 種類 ...
ベサ機関銃 | |
---|---|
種類 | 車両用機関銃 |
製造国 | イギリス |
設計・製造 | BSA |
年代 | 第二次世界大戦~1950年代 |
仕様 | |
口径 | 7.92mm |
銃身長 | 736mm |
使用弾薬 | 8x57mm IS |
装弾数 | ベルト給弾式 225発 |
作動方式 | ガス圧利用 |
全長 | 1,105mm |
重量 | 21kg(乾燥重量) |
発射速度 |
毎分800発 毎分500発 セレクターにより切り替え可能。 |
歴史 | |
設計年 | 1936年 |
製造期間 | 1939年-1945年(?) |
配備期間 | 1939年-1950年代 |
配備先 | イギリス アイルランド |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
バリエーション |
マークII マークIII 他15mm口径仕様 |
テンプレートを表示 |
閉じる