マウレタニア・ティンギタナ
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マウレタニア・ティンギタナ(ラテン語: Mauritania Tingitana)はローマ帝国の属州である。領域は、現在のモロッコ北部にあたる。北はジブラルタル海峡に面した半島までで、海峡に面して州都ティンギス(英語版)(現 タンジェ)がある。南はアトラス山脈の北に位置するヴォルビリスやサラ・コロニア(現 ラバト)まで[1]、東はムルヤ川(英語版)でマウレタニア・カエサリエンシス属州と接している。その他、属州内の主な植民市としてバナサ(英語版)、セプテム(英語版)(現 セウタ)、ルサディール(英語版)(現 メリリャ)、リクス(英語版)(現 アライシュ)などがある[2]。