レ・ボレアード
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『レ・ボレアード』(フランス語: Les Boréades)、原題は『アバリス、または北風の神々』(フランス語: Abaris ou les Boréades)は、パリ・オペラ座の委嘱により ジャン=フィリップ・ラモーが作曲した全5幕からなるオペラまたはトラジェディ・リリック(抒情悲劇)。リブレットの作者は不詳だが、ラモーの多くの作品の台本作家であり、数年前に亡くなったルイ・ド・カユザック(フランス語版)と考えられている[1][注釈 1]。本作は1763年の春にリハーサルに入ったが、初演前に放棄されたことが明らかになっている。 1764年8月23日に熱病[注釈 2]に苦しみ、ラモーは同年9月12日に亡くなった。本作は当時、上演も出版もされなかった。