三森すずこ
日本の女性声優、歌手 (1986-) / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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三森 すずこ(みもり すずこ、1986年6月28日[2][5][8] - )は、日本の声優、女優、歌手である。東京都出身[3]。響所属[9]。レコードレーベルはポニーキャニオン[10]。ミルキィホームズおよびμ'sのメンバーでもある。
みもり すずこ 三森 すずこ | |
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アニメウィークエンドアトランタにて (2012年) | |
プロフィール | |
本名 | 黒川 鈴子(旧姓)[1] |
愛称 | みもりん[2]、すず、すーちゃん、みもちゃん |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・東京都[3] |
生年月日 | (1986-06-28) 1986年6月28日(37歳) |
血液型 | AB型[3] |
職業 | 声優、女優、歌手 |
事務所 | 響 |
配偶者 | オカダ・カズチカ[4](2019年 - ) |
著名な家族 | 黒川文雄(従兄) |
公式サイト | mimorin.com 三森すずこ オフィシャルサイト |
公称サイズ(時期不明)[5] | |
身長 / 体重 | 160[6] cm / ― kg |
スリーサイズ | 80 - 58 - 86 cm |
靴のサイズ | 23.5 cm |
声優活動 | |
活動期間 | 2010年 - |
ジャンル | アニメ、ゲーム、吹き替え |
女優活動 | |
活動期間 | 2006年[5] - |
ジャンル | テレビドラマ、舞台 |
デビュー作 | 『ミー・アンド・マイガール』[7] |
音楽活動 | |
活動期間 | 2013年 - |
ジャンル | J-POP、アニメソング |
職種 | 歌手 |
レーベル | ポニーキャニオン |
共同作業者 | |
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ |
小さい頃からミュージカル女優、ダンサーを目指しており、両親が子どもミュージカルのようなものに連れて行ってくれたのがきっかけで「私も歌ったり踊ったりしたいなー」と思っていたという[11]。小学1年生の7歳の時からバレエを学び、当初はバレリーナを目指していた[7][11][12][13]。バレエを習っていた友人の発表会を観に行き、「私もあのキレイな衣装を着て踊りたいなあ」と思っていたこと、父がバレエの音楽のレコードもたくさん持っており、家でかけていたため、バレエ自体、身近な存在だったという[14]。中高一貫の女子校に通っていた[14]。中学時代、妹の影響で帝国劇場でミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇し、ミュージカルに興味を持ち、中学校のミュージカル部へ途中入部する[7][12]。部の先輩から宝塚歌劇団『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』の観劇を勧められ、観劇後、宝塚歌劇団への入団を志す[7]。なお、妹は声優・飯塚雅弓のファンでもあり、『声優グランプリ』(主婦の友社)を定期購読していたが、自身は当時あまり興味を抱かなかったという[7]。中学時代は「演劇の道にくじけたら英語にかかわる仕事もいいかな」と思っていたくらい英語と音楽が得意だったという[12]。
念願の宝塚音楽学校を受験し、最終試験にまで残ったが不合格となる[14]。
高校時代にはミュージカル部に所属していた[15]。
マリアートスタジオでジャズダンス、タップダンス、声楽、ボーカルレッスンなどを習っていた[11][13][5]。
17歳でマリアートに所属し、宝塚入団は果たせなかったものの、2006年6月、『ミー・アンド・マイガール』にアンサンブルキャストとして、自身が初めてミュージカルに触れた帝国劇場にて初舞台を飾る[5][7][12]。以降、「黒川 鈴子」名義でミュージカルや舞台を中心に活動していた[5]。しかし、一方で「アンサンブルやバックダンサーその他大勢のひとりで終わってしまいそうな危機感を覚えていた」という[7]。
舞台『君に捧げる歌a song for you』で初めて主役を務めた[12]。そんな時、出演していた舞台を叔父が当時在籍していたブシロードの社長・木谷高明が観劇しており、叔父から木谷を紹介され、その際に『探偵オペラ ミルキィホームズ』への出演を打診された[16]。前の所属事務所との契約が切れるタイミングで、ブシロード傘下の響へ移籍し、声優活動を開始した[16]。それ以前は駒澤大学に在学していたが、中退したと述べている[17]。
今の芸名は、響所属直前に森光子の舞台を観劇し、「彼女のように芝居を一生の仕事にしたい」と憧れて、“森”という苗字にしようとしたが、響側から「その名前ではインターネット検索に引っかからない」とプロモーション面で難色を示されたことから、自分の好きな数字の“3”を足して“三森”で再提案し快諾され、「みもりん」というニックネームもここで生まれた[18](学生時代から声優になった直後のころまでに仲が良くなった友人からは「すず」、「三森すずこ」として売れた後の共演者やファンからは「みもりん」「みもさん」と主に呼ばれている)。
また、アイドルユニット「Cutie Pai」のメンバー「スージー」として2009年7月から10月まで活動していた。
また、声優ユニット「ミルキィホームズ」のメンバーとして、各種音楽活動やバラエティ番組への出演も行っている。
2015年、「第九回声優アワード」で、μ'sの一員として歌唱賞を受賞した[19]。
2015年12月31日、μ'sの一員として『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に初出場した[20]。
2016年7月から10月までの間には自身初となる全国ツアー『Mimori Suzuko Live Tour 2016 "Grand Revue"』が行われた。このライブツアーではアルバム収録曲を自由な順番で披露するスタイルを取った。このツアーに備えて本人は筋力トレーニングを行ったが「あんまり効果はありませんでしたね(笑)。結局肺活量が大事なのかなぁと思いました」と述べている[21]。
2017年4月30日、『月刊ブシロード』(ブシロードメディア・KADOKAWA)と『B.L.T.』(東京ニュース通信社)編集部、『B.L.T. VOICE GIRLS』(東京ニュース通信社)編集部が制作した自身を題材としたトレーディングカード『Voice Actor Card Collection VOL.01 三森すずこ ぎゅぎゅっとみもりん』が発売された[22]。
2018年1月13日夜、東京スポーツにて報道されたオカダ・カズチカとの交際を[1]、自身のTwitterで認めた[23][24]。2019年4月12日正午に双方のSNSを通じて結婚したことを発表した[25]。2022年5月30日には第1子妊娠を発表し[26][27]、8月19日に第1子男児の出産を報告した[28][29]。
声優と舞台女優の両立
声優として活動を開始してからは、一旦従来の舞台出演は途絶えていたが、2016年1月5日から1月11日まで上演された『舞台「カードファイト!! ヴァンガード」〜バーチャル・ステージ〜』にて、かつてテレビアニメ版『カードファイト!! ヴァンガード』で声優として自身が演じていたコーリン役として、5年振りの舞台(ミュージカル)出演を果たした[30](2017年続編公演)。
2017年からは現在に至るまで、ミュージカルとアニメがクロスするメディアミックスプロジェクトである『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』に神楽ひかり役で出演を続けている。レヴュースタァライトへの出演に当たっては当初、自身を声優へと導いた木谷より出演を打診された際、それまでは自分の中で舞台への思いは完結しているとしてその場では断ったものの、一度考えてみるように言われ、再考して出演を決めている[31][15]。
その後は、2019年11月から2020年1月にかけてブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』(日本語版)のSeason1にアニータ役(Wキャスト)で出演し[32]、レヴュースタァライト出演を機に声優と舞台女優を両立させて精力的に活動している。
2021年のインタビューにて、三森は『声優として死ぬまでがんばりたいという「夢」とは別に、(自分の舞台活動の原点である)帝国劇場でプリンシパル(主演)で、センターのポジションゼロに立つまで、舞台での「夢」は完結しない』と舞台への熱い想いを語っている[18]。
少し可笑しいくらいオペラ、クラシック好きの父、少し悪そうなロックなどリズム・アンド・ブルース好きの母がおり、子供の頃は、父の方からゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、母の方からジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスが聞こえてくるような家庭環境の中で育ったという[33]。株式会社デックスエンタテインメント社長やブシロード副社長を務めた実業家の黒川文雄は、三森の従兄にあたる[34]。
『声優グランプリ』では、「某有名イラストレーター――Okuzushi・M・Romi――オクズシ・ロミ」名義で、読者からのお便りに因んだ自作のイラストとコラムを披露している。なお「オクズシ・ロミ」は、自身の芸名をローマ字表記した「Mimori Suzuko」を逆から読んだもの。
テレビ神奈川『キッズ劇場!!』の最終回では、『探偵オペラ ミルキィホームズ』の紹介もあって、本人とシャーロック・シェリンフォードさらにキッズねこみみコーナーのねこみみくまさんも加えた三役を一人でこなしていた。また、『探偵オペラ ミルキィホームズ』の作中でも「ねこみみくまさん」のパロディが登場している[37]。
新宿ロフトプラスワンで行われた徳井青空のトークライブ「みらくる青空ナイト〜青空、襲来〜」にシークレットゲストとして登場した際には、ねこみみくまさんのテーマ曲を披露した[38]。
女優・歌手の神田沙也加とは中学時代のクラスメイトかつ友人であり[39]、2015年8月28日の「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」1日目で三森がμ's、神田がTRUSTRICKとして出演した際に再会を果たしている[39][40][41]。2021年12月18日に神田が死去した際には、「なかなか会えなかったけど、同じ道を目指す同級生として、私に刺激を与えてくれる存在だった。どうして?信じられない。もっと活躍見たかった。それを見て、悔しい私も頑張らなきゃってまた思いたかったよ。どうか安らかに…ご冥福をお祈りします。」と悲しみの声を綴っている[42][43]。
宝塚音楽学校受験をした関係で、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役・愛加あゆなどタカラジェンヌの友人がいる[44]。