九五式小型乗用車
ウィキペディア フリーな encyclopedia
九五式小型乗用車(きゅうごしきこがたじょうようしゃ、九五式小型乘用車)は、大日本帝国陸軍の小型軍用乗用車。通称・愛称はくろがね四起(-よんき)。
概要 九五式小型乗用車 日本内燃機, 概要 ...
九五式小型乗用車 日本内燃機 | |
---|---|
九五式小型乗用車のフロント | |
概要 | |
製造国 | 日本 |
販売期間 | 1936年 - 1944年 |
デザイン | 蒔田鉄司 |
ボディ | |
乗車定員 | 2名/3名 |
ボディタイプ |
2ドアフェートン ロードスター |
駆動方式 | 四輪駆動車 |
パワートレイン | |
エンジン | 1.2L/1.3L/1.4L V型2気筒OHV強制空冷エンジン |
最高出力 | 33PS/3,300rpm |
変速機 | 4速MT |
サスペンション | |
前 | ウィッシュボーン式独立懸架 |
後 | 半楕円リーフスプリング支持の固定軸 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,000mm |
全長 | 3,550mm |
全幅 | 1,250mm |
全高 | 1,500mm |
車両重量 | 約1,060kg |
その他 | |
最高速度 | 80km/h |
テンプレートを表示 |
閉じる
日本初の国産実用四輪駆動車として日本内燃機(のちの東急くろがね工業、現日産工機の前身)が開発し、日中戦争(支那事変)・第二次世界大戦における帝国陸軍の主力乗用車として使用された。「くろがね四起」の通称は、日本内燃機のオート三輪車ブランドとして当時著名だった「くろがね」と「四輪起動」にちなむ。最終型は九五式小型貨物自動車とも呼ばれる。