五フッ化ヨウ素(ごフッかヨウそ、iodine pentafluoride)とは、ヨウ素原子が5個のフッ素原子と結びついてできるハロゲン間化合物で、分子式は IF5 と表される。無色~淡黄色の液体で、密度は 3.250 g/cm3。1891年、アンリ・モアッサン により初めて合成された。モアッサンはヨウ素の固体をフッ素ガス雰囲気下で燃焼させ、五フッ化ヨウ素を得た[1]。この発熱反応は、改良を受けながら今も五フッ化ヨウ素の製造法として利用されている。[2][3]
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五フッ化ヨウ素 |
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IUPAC名 |
フッ化ヨウ素(V) |
式量 |
221.89 g/mol |
形状 |
無色~淡黄色液体 |
CAS登録番号 |
[7783-66-6] |
密度と相 |
3.250 g/cm3, 液体 |
融点 |
9.43 °C |
沸点 |
97.85 °C |
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