元帥 (日本)
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日本における元帥(げんすい[1])は、日本軍における最高位の階級または称号である。
元帥を超える階級もしくは称号は、天皇が称した大元帥のみである。1871年(明治4年)並びに1872年(明治5年)から1873年(明治6年)までにおいては大元帥及び元帥は大将以下の階級と同じく相当表あるいは官等表に掲載する官名であり勅任官とされた[注 2]。このときの陸軍元帥については実際に任官の例があるが[10]、大元帥や海軍元帥(かいぐんげんすい[11])[8]の任官の例は見つけられない。1898年(明治31年)以降は元帥府に列せられた陸軍大将または海軍大将に与えられた称号(元帥陸軍大将)及び(元帥海軍大将)である[12]。現在の自衛隊にはこれに相当する称号は存在しない。
詳細は「軍隊の階級」を参照