全輪駆動
ウィキペディア フリーな encyclopedia
全輪駆動車(ぜんりんくどうしゃ、英: All-wheel drive vehicle; AWD vehicle)または総輪駆動車(そうりんくどうしゃ)は、(常時またはオンデマンド式で)全ての車輪へ動力を提供することができる動力列(パワートレイン)を持つ車両である。
最も一般的な全輪駆動の形式は、
- 4×4(四輪駆動、4WD)
- 両端に車輪が付いた2つの車軸にそれぞれ動力を供給することができる
- 6×6(六輪駆動、6WD)
- 両端に車輪が付いた3つの車軸にそれぞれ動力を供給することができる
- 8×8(八輪駆動、8WD)
- 両端に車輪が付いた4つの車軸にそれぞれ動力を供給することができる
である。
車はパートタイム全輪駆動か常時(フルタイム)全輪駆動のいずれかとなる。
- オンデマンド(パートタイム)
- 一方の車軸は恒久的に駆動部に連結されており、もう一方は必要に応じて連結される。
- 常時(フルタイム)
- 全ての車軸が恒久的に連結されている(差動装置の有無にかかわらず)。
- 独立
- 車輪は駆動されるが、セントラル機械式出力カップリングに依存していない。