悔悛するマグダラのマリア (エル・グレコ、ウスター)
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『悔悛するマグダラのマリア』(かいしゅんするマグダラのマリア、西: Magdalena penitente、英: Penitent Magdalene)は、ギリシア・クレタ島出身のマニエリスム期のスペインの巨匠エル・グレコが制作したキャンバス上の油彩画。ギリシア語の署名があることから画家がイタリアからスペインに到着してまもない時期の1577-1580年ごろに制作されたと思われる[1]。『新約聖書』に登場する悔悛する女性の典型であり、人類の罪の赦しの典型であるマグダラのマリアが主題となっている[2][3][4]。作品は米国、マサチューセッツ州にあるウースター美術館(英語版)に収蔵されている[1]。