悔悛するマグダラのマリア (リベーラ、プラド美術館)
ホセ・デ・リベーラの絵画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
『悔悛するマグダラのマリア』(かいしゅんするマグダラのマリア、西: Magdalena penitente、英: Penitent Magdalene)は、スペイン・バロック絵画の巨匠ホセ・デ・リベーラが1641年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。ナポリのカポディモンテ美術館にある『悔悛するマグダラのマリア』 (1618-1623年) など、リベーラは生涯に何度もマグダラのマリアの主題を取り上げている。1658年にマドリードのドン・ヘロニモ・デ・ラ・トレ (Don Jerónimo de la Torre) のコレクションにあったリベーラによる8点の聖人全身像のうち、本作を含む4点 (他の作品は、『エジプトのマリア』、『聖バルトロマイ』、『荒野の洗礼者聖ヨハネ』) が1772年に王宮 (マドリード) の目録に記載されている[1]。現在、これら4点の絵画はマドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2]。