悔悛するマグダラのマリア (リベーラ)
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『悔悛するマグダラのマリア』(かいしゅんするマグダラのマリア、伊: Maddalena penitente、英: Penitent Magdalene)は、スペインのバロック絵画の巨匠ホセ・デ・リベーラが1618-1623年にキャンバス上に油彩で描いた絵画である。かつてナポリの画家バルトロメオ・バッサンテ (Bartolomeo Bassante) に誤って帰属されたこともあるが、1970年代初めにはリベーラに帰属された[1]。作品は『新約聖書』の登場人物マグダラのマリアを主題としているが、内省的な性質と小さなサイズは疑いなく個人祈祷用の作品であったことを示している[1]。現在、ナポリのカポディモンテ美術館に所蔵されている[1]。
概要 作者, 製作年 ...
イタリア語: Maddalena penitente 英語: Penitent Magdalene | |
作者 | ホセ・デ・リベーラ |
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製作年 | 1618-1623年 |
種類 | キャンバス上に油彩 |
寸法 | 78 cm × 71 cm (31 in × 28 in) |
所蔵 | カポディモンテ美術館、ナポリ |
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この絵画の委嘱者は不明であるが、1961年までジェノヴァのアンジェロ・コスタ (Angelo Costa) のコレクションにあった[1]。1961年にロンドンの美術商会コルナーギ(英語版)に移り、1972年にフィレンツェの個人収集家に売却された後、現在の所蔵先のカポディモンテ美術館に収蔵された[1][2]。