既視感
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既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象である。フランス語: "déjà-vu"[† 1]よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 "déjà vu"[† 2]よりデジャヴ、デジャブ、デジャビュ、デジャビュー、デジャヴー、デジャヴューなどとも呼ばれる。
フランス語の vu (「見る」を意味する動詞 voir の過去分詞)、および、訳語の「視」は、いずれも視覚を意味するものであるが、聴覚、触覚など視覚以外の要素もここでいう「体験」のうちに含まれる。既知感ともいう。
既視感と逆に、見慣れたはずのものが未知のものに感じられることを未視感という。フランス語 "jamais vu"[† 3][† 4]よりジャメヴュ、と呼ぶ。他の表記において、ジャメヴ、ジャメブ、ジャメビュなどとも呼ばれる。