東京ノート
ウィキペディアから
ウィキペディアから
『東京ノート』(とうきょうのーと)は、平田オリザの代表的な戯曲。1994年に平田自身の演出によりこまばアゴラ劇場にて初演された。翌年に第39回岸田國士戯曲賞を受賞し、『S高原から』とともに第一戯曲集に収録された。
舞台は2004年、つまり発表当時では近未来であった東京のある美術館。ヨーロッパでは戦争が起こっており、戦火を逃れるためにフェルメールの貴重な絵画が疎開しにきているという設定になっている。この美術館ロビーに並ぶ長椅子に休憩しにくる学生や学芸員、絵の寄贈者や兄弟家族といったさまざまな人物模様が、ときに同時進行する淡々とした会話によって描かれていく。のちに改稿されながら1997年、2007年に再演されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.