永井利光(ながいとしみつ、1964年6月7日 - )は、日本のミュージシャン、ドラマー。宮崎県都城市出身[1]。
主に、GLAYや氷室京介のサポートドラマーとして活動している[1]。そのほか、EXILE TAKAHIROなど。その際の名義は、「Toshi Nagai」。(通称Toshi)。その他に、音楽スクール等でドラムクリニックを行っている。
- 初めて買ったレコードは「黒猫のタンゴ」。幼稚園の時、姉の影響でピアノを習っており、ピアノはドラムの次に身近にあった楽器だと語っている。しかし長続きはしなかった。
- ドラムを始めるきっかけとなったのは4~5歳の時、親に兄の吹奏楽定期演奏会を観に連れられ兄のドラムソロを見た時。小さい頃は兄の真似をして兄のドラムセットを叩いて遊んでいた。
- 上京2ヶ月後に、プロとして海援隊からソロになったばかりの武田鉄矢のサポート・ドラムを務める。
- 氷室京介のサポート・ドラマーになったきっかけは、BOØWYの元マネージャーがプロデュースしていたDe-LAXというバンドに参加していた縁で、面白いドラマーとして氷室に紹介された(ちなみにDe-LAXには、後に高橋まことが加わる)。当初は1回きりの予定だったが、その後15年以上も活動を共にすることになる。
- GLAYのサポート・ドラマーとなったきっかけは、ドラマーを探していたGLAYのメンバーが氷室のライブに訪れた際に永井の存在を知り、当時のGLAYのディレクターが共通の知り合いで紹介され現在に至る。
- 基本的にドラムセットは2バスだが、自身のキャリアのスタートとなった氷室京介の最初のツアー時は1バスのドラムセットを使用。PEARLとスポンサー契約を結んでおり、自身のドラムスティックモデルも発売されている。
- 大阪のスクールオブミュージックでゲスト講師を担当していたこともある。
- 近頃ではジャズ・ドラムにも精力的で、ジャズ・ベーシストの池田芳夫らとのセッションを行っている。
- 「光モノ」が大好きで、ダイヤモンドが特に好きである。その出会いや魅力においてのエピソードは自らのホームページで語っている。
- クリニシャンとしても精力的に活動している。特に地元では定期的にクリニックを行い、未来のドラマーの育成に貢献している。最前線でのシーンで活動している彼ならではの体験や知識を惜しむことなく参加者に伝えていくスタイルは好評を博している。
- ユニバーサル・サウンドデザイン社のUSD ACOUSTICS クリアネスイヤホン 【USD CE-H2】のサウンドマスターを務めた。音響機器のプロデュースに携わるのは初めてのこととなる。
- 1996年 MindDrum
- 1999年 D.O.S.Drum
- 2005年 美生・輝生・美翔
- 2009年 Diamonds Drum