泉大橋
京都府の橋 ウィキペディアから
泉大橋(いずみおおはし)は、京都府木津川市の国道24号兼国道163号(京都府道・滋賀県道5号木津信楽線重複区間)上にある木津川に架かる橋であり、日本百名橋に選ばれている。
概要
かつて木津川は、泉河とも呼ばれていた。 今日の泉大橋は、1951年に架けられた長さ383.6メートルのカンチレバー(ゲルバー)式トラス橋である。西側には、歩行者・自転車用の橋が隣接し、東側ではJR奈良線の鉄道橋がのぞめる。橋の南詰には府道801号京都八幡木津自転車道の終点がある。
歴史
行基が740年(行基年譜)か741年(行基大菩薩行状記)に架けたのが始まりとされる。
恭仁京の建設時には3か所で橋が架けられたが、876年には橋が洪水で流され(日本三代実録)、明治時代の1877年まで橋を架けずに船で渡ったと推定される。
仮設の橋だったこともあり2度にわたり橋が流され、1893年(明治26年)京都府費によって初めて両岸をつなぐ橋が架けられた。
1901年(明治34年)には現在の橋より長い594メートルの橋が架けられるが、1917年(大正6年)に流されてしまう。
その後、1931年(昭和6年)に国費で開通したボウストリングトラス構造の橋を経て、現在ある橋が架けられた。
年表
周辺
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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