神殿を浄めるキリスト (ミネアポリス)
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『神殿を浄めるキリスト』(しんでんをきよめるキリスト、西: La Purificacion del templo、英: The Purification of the Temple)、または『神殿から商人たちを追放するキリスト』(西: La expulsión de los mercaderes 、英: Christ Driving the Money Changers from the Temple)は、ギリシャ・クレタ島出身であるマニエリスム期のスペインの巨匠エル・グレコがキャンバス上に油彩で制作した『新約聖書』主題の作品である。エル・グレコは1570年11月までにヴェネツィアからローマに移住した[1]が、本作はローマで1570-1575年頃に描かれたと考えられている[2]。作品は米国ミネソタ州のミネアポリス美術館に所蔵されている[3]。