Loading AI tools
ウィキペディアから
第53回日本レコード大賞(だい53かいにほんレコードたいしょう)は、2011年(平成23年)12月30日に新国立劇場中劇場で行われた、53回目の『日本レコード大賞』である。
第53回の大賞は、AKB48の「フライングゲット」に決定した。AKB48は初の受賞。女性歌手の受賞は第47回の倖田來未以来6年ぶり。オリコン年間シングルチャート1位及びTBSの音楽番組『COUNT DOWN TV』年間シングルランキング1位の楽曲が受賞したのは第42回の「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)以来11年ぶり。大賞受賞曲を発表したプレゼンターは日本作曲家協会会長・制定委員長の服部克久。その発表直後のステージにAKB48総合プロデューサー・秋元康がステージに登場してAKB48メンバーたちを祝福した[1]。
秋元康は作詞家として数回、日本レコード大賞で優秀作品賞(金賞)を獲得しながら、一度も大賞を獲得しておらず、この曲で初受賞となった[2][3]。
最優秀新人賞はFairiesに決定した。エイベックス(レーベル)所属歌手の受賞は第47回のAAA以来6年ぶり。プレゼンターは諮問委員の都倉俊一。
大賞・最優秀新人賞共に女性グループが受賞したのは日本レコード大賞史上、初となるものであった。
1996年の第38回から総合司会を務めた堺正章はこの回を最後に勇退。後任は安住紳一郎で次回から総合司会を務める。
史上初の4連覇が有力視されていたEXILEは、『日本レコード大賞』や『日本有線大賞』といった今年度の賞取りレースでの受賞をすべて辞退することを表明。同グループの日本レコード大賞参加辞退の申し出については、優秀作品賞を決定する審査委員会による審査を前に主催者側へ伝えられ[4][5]、EXILEの『Rising Sun』は大賞候補となる優秀作品10作品に選ばれなかった[5][6][7][8]。
2011年は「日本を元気に」をテーマに活動し、東日本大震災発生後はこのテーマによる慈善活動が中心になったことが背景にあると言われている[4]。ただし、12月30日の授賞式ではSPECIAL ACTとしてサプライズゲストの形で出演した。
日本レコード大賞授賞式の模様は例年同様、TBSテレビにて中継放送され、司会は3年連続で堺正章と藤原紀香が務め、TBSアナウンサーが番組リポーターを務めた。またTBSラジオでも同時中継された。
視聴率は前回を0.1ポイント下回る14.9%であった[9]。
『Nスタ』を挟んで事前番組を含めると約5時間にわたる長丁場であった。近年の年末賞取りレースは2011年以降、事実上TBSで放送される『日本有線大賞』と『日本レコード大賞』の2つだけになっている[注 1]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.