能
日本の伝統芸能 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
親愛なるWikiwand AI, これらの重要な質問に答えるだけで、簡潔にしましょう:
トップの事実と統計を挙げていただけますか 能?
この記事を 10 歳向けに要約してください
すべての質問を表示
能(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。能面を用いて行われる。
「能」という語は元々、特定の芸能を指すものではなく、物真似や滑稽芸でない芸能で、ストーリーのあるもののこと全般を意味していた。猿楽以外にもこれが用いられていたが、猿楽が盛んになると共にほとんど猿楽が能の略称となった[1]。1881年(明治14年)に能楽社の設立を機として猿楽を能楽と改称したため、能楽の能を指す語となったものであり、能楽のうち超自然的なものを題材とした歌舞劇のことで、比較的高尚な内容である(実世界に題材を求めた世俗的な科白劇が狂言である)。
往々にして「能楽」と「能」を同義に用いたりする向きもあるが、誤りである[2]。「能楽」については2008年にユネスコの無形文化遺産に登録された[3]。
本節では中世に成立した古典の曲目のうち、現在でも頻繁に上演されているものを紹介する。現行曲と呼ばれ、流派によって異なるが、おおむね二百数十番が現行曲とされている。しかし歴史的にはこれらの他にも2000番から3000番程度の曲が作成されている。これら廃曲となった曲の中には、現代になって再演を試みられる(復曲)こともある。また、近代や現代においても新しい曲が書かれることがある。これらは新作能と呼ばれる[4][要ページ番号]。
物狂、執心、怨霊、人情など他のジャンルに分類できないものは「雑能」(四番目物)と呼ばれる[要出典]。
- 脇能物(初番目物)
- 二番目物
- 三番目物
- 四番目物
- 四・五番目物
- 五番目物
[脚注の使い方]
- 『新版 能・狂言事典』、310頁
- 氷川まりこ・梅若六郎『能の新世紀』(小学館、2002年3月、ISBN 9784093431514)
- 西野春雄 羽田昶『新版 能・狂言事典』平凡社、2011年 ISBN 978-4-582-12641-9
- 氷川まりこ・梅若六郎『能の新世紀』小学館、2002年 ISBN 4-09-343151-5
- 国指定文化財等データベース - 重要無形文化財 能楽
- 独立行政法人 日本芸術文化振興会 能楽への誘い
- 公益社団法人 能楽協会
- NPO法人 せんす
- 能楽ジャーナル - archive.today(2013年1月4日アーカイブ分)
- 『能』 - コトバンク
- 謡曲集
- 謡曲通解(google books) - 謡曲集。著作権切れのため全文閲覧可。
- 大和田建樹『謡曲通解』(増補)博文館、1896年11月。doi:10.11501/876558。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/876558。
- 半魚文庫、謡曲三百五十番集