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メジャーリーグベースボールの第15回アメリカンリーグ優勝決定シリーズ ウィキペディアから
1983年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)のポストシーズンは10月4日に開幕した。アメリカンリーグの第15回リーグチャンピオンシップシリーズ(英語: 15th American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、翌5日から8日にかけて計4試合が開催された。その結果、ボルチモア・オリオールズ(東地区)がシカゴ・ホワイトソックス(西地区)を3勝1敗で下し、4年ぶり7回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。
1983年のアメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ | |||||||
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シリーズ情報 | |||||||
試合日程 | 10月5日–8日 | ||||||
観客動員 | 4試合合計:19万5748人 1試合平均: 4万8937人 | ||||||
MVP | マイク・ボディッカー(BAL) | ||||||
殿堂表彰者 | エディ・マレー(BAL内野手) ジム・パーマー(BAL投手) カル・リプケン・ジュニア(BAL内野手) トニー・ラルーサ(CWS監督) ジム・リーランド(CWSコーチ) ハロルド・ベインズ(CWS外野手) カールトン・フィスク(CWS捕手) | ||||||
チーム情報 | |||||||
ボルチモア・オリオールズ(BAL) | |||||||
シリーズ出場 | 4年ぶり7回目 | ||||||
GM | ハンク・ピーターズ | ||||||
監督 | ジョー・オルトベリ | ||||||
シーズン成績 | 98勝64敗・勝率.605 東地区優勝 | ||||||
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シカゴ・ホワイトソックス(CWS) | |||||||
シリーズ出場 | シリーズ開始15年目で初 | ||||||
GM | ローランド・ヒーモン | ||||||
監督 | トニー・ラルーサ | ||||||
シーズン成績 | 99勝63敗・勝率.611 西地区優勝 | ||||||
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ワールドシリーズ |
この年のレギュラーシーズンでは両球団は12試合対戦し、オリオールズが7勝5敗と勝ち越していた[1]。ホワイトソックスはこの年、レギュラーシーズンではリーグ最多の800得点を挙げていたが、今シリーズでは4試合で計3得点に封じられた[2]。これは、1970年ナショナルリーグ優勝決定戦のピッツバーグ・パイレーツと並び、リーグ優勝決定戦史上最少である[3]。シリーズMVPには、第2戦に先発登板して9イニング14奪三振で完封勝利を挙げたオリオールズのマイク・ボディッカーが選出された。ボディッカーは1980年デビューの4年目ながら、過去3年で計38.2イニングしか投じておらず、この年も新人王受賞資格を有していた[注 1]。新人選手がポストシーズンのシリーズでMVPを受賞するのは、1959年ワールドシリーズでのラリー・シェリー以来24年ぶり2人目だった[4]。このあとオリオールズは、ワールドシリーズでもナショナルリーグ王者フィラデルフィア・フィリーズを4勝1敗で下し、13年ぶり3回目の優勝を成し遂げた。
1983年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月5日に開幕し、4日間で4試合が行われた。日程・結果は以下の通り。
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 | |
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10月 | 5日(水)第1戦 | シカゴ・ホワイトソックス | 2-1 | ボルチモア・オリオールズ | メモリアル・スタジアム | |
10月 | 6日(木)第2戦 | シカゴ・ホワイトソックス | 0-4 | ボルチモア・オリオールズ | ||
10月 | 7日(金)第3戦 | ボルチモア・オリオールズ | 11-1 | シカゴ・ホワイトソックス | コミスキー・パーク | |
10月 | 8日(土)第4戦 | ボルチモア・オリオールズ | 3-0 | シカゴ・ホワイトソックス | ||
優勝:ボルチモア・オリオールズ(3勝1敗 / 4年ぶり7度目) |
映像外部リンク | |
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MLB.comによる動画 | |
初回表、エディ・マレーの3点本塁打でオリオールズが先制(46秒) |
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