2016年東京オリンピック構想
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2016年東京オリンピック構想(2016ねんとうきょうオリンピックこうそう)は、2016年の夏季オリンピックを東京都に招致する構想。国際オリンピック委員会(IOC)へ2016年大会開催の立候補を申請したが、招致は実現しなかった。
東京都知事の石原慎太郎が提唱し、招致活動が進められていた。実現すれば、日本の夏季オリンピックでは1964年の東京オリンピック以来52年ぶり、日本では長野市(長野県内各地)で1998年冬季オリンピックが開催されて以来18年ぶり、21世紀になってからは日本での初開催となるはずであった。また、アジアでは初の夏季五輪の2回開催を目指していたが、2009年にコペンハーゲンで行われたIOC総会の開催都市の第2回目の投票で最少得票数だったため落選、招致に失敗した。その後、2011年の東京都知事選挙で4選を果たした石原が、2020年のオリンピックへの立候補を表明、石原の都知事退任後も新都知事の猪瀬直樹に引き継がれ、2006年から2013年と7年越しの東京招致を実現している。