カピラ城(カピラじょう)とは、紀元前4–6世紀ごろに存在した小国、あるいはその土地。釈迦の出身地として著名である。カピラヴァストゥ、カピラワットゥとも(後述)。
カピラヴァストゥを出発した
浄飯王が王子に会いに行くと、空中を歩くシッダルダ(パネル下段に頭部のみ見える)に遭遇し、
ベンガルボダイジュの木(下左角)を与える場面
[1]。
位置については長らく忘れ去られ、20世紀になってから政治がらみの論争が起きており、学術的な裏付けのある最終結論が出ているわけではないが、いずれにせよ現在のインド・ネパール国境付近に位置する。