ガディール・フンムの出来事
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ガディール・フンムの出来事 ( アラビア語: حَدِيْث ٱلْغَدِيْر ; ペルシア語: رویداد غدیر خم)とは、イスラームの預言者 ムハンマド (アラビア語: محمد)が、アラビア半島にあり、メッカとメディーナの間に位置する場所である、ガディール・フンム( アラビア語: غَدِيْر خُمّ)において、イスラーム暦10年ズルハッジャ月18日(西暦632年3月19日)、アリー・ブン・アビー・ターリブ(アラビア語:علی بن ابی طالب)を信者達のワリー(アラビア語:ولی)であると宣言した出来事を指す。シーア派ムスリムの間ではこの日はイード・アル=ガディール(ガディール祭)とされ、毎年祝われる。
概要 ガディール・フンムの出来事, 別名 ...
ガディール・フンムの出来事 | |
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サウジアラビア、ヒジャーズ地方、ラビグの近くのジュフファにあるモスク。この出来事は、このあたりで起こったことだといわれている。 | |
別名 | イード・アル=ガディール |
挙行者 | ムスリム、主にシーア派 |
種類 | イスラーム |
趣旨 | 預言者モハンマドの後継者としてのアリーの指名、イスラムの予言の完成(シーア派の観点から) |
行事 | 礼拝、贈り物、祭りと食事、ドゥアー・ヌドバの暗誦など |
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