コール・ヤンガー
アメリカの強盗 (1844 - 1916) / ウィキペディア フリーな encyclopedia
トーマス・コールマン・ヤンガー(Thomas Coleman Younger, 1844年1月15日?-1916年3月21日)は、アメリカ西部開拓時代のガンマン、強盗・殺人者。
南北戦争中にウィリアム・クァントリルの南軍ゲリラに参加し、ミズーリ州やカンザス州を転戦して殺人や盗みを覚えて腕を磨いた。終戦後、コールの兄弟や戦友のジェシー・ジェイムズやその兄弟と強盗団を結成し、銀行強盗や列車強盗を繰り返した。
1876年9月7日、強盗団はミネソタ州の銀行を襲い逃走したが、コールと兄弟たちは逮捕されて終身刑を言い渡される。1901年に保釈されて出所すると、1903年には自叙伝を出版し、さらにバッファロー・ビルが主催する『Wild West Show』に参加するなどして各地を巡業した。