テルナテ王国
ウィキペディア フリーな encyclopedia
テルナテ王国(てるなておうこく、インドネシア語: Kesultanan Ternate)は、インドネシアにかつて存在したイスラム王国(スルタン国)の一つ。1257年にBaab Mashur Malamoによって建国された。16世紀、スルタン・バーブラの在世中に最盛期を迎え、インドネシア東部の大部分とフィリピン南部の一部にまで版図を広げた。テルナテ王国はクローブ(丁子)の主要な供給源であり、15世紀から17世紀にかけて地域大国であり続けた。
Baab Mashur Malamoの王室は現在でも存続しており、スルタンの称号を保持しているが、いかなる政治的な権力ももはや有してはいない。