トリポリタニア共和国
リビア初の共和制国家 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
トリポリタニア共和国(トリポリタニアきょうわこく、الجمهورية الطرابلسية(al-Jumhuriyat at-Trabulsiya))は、第一次世界大戦後にトリポリタニアがイタリア領トリポリタニアから独立して成立した、ベルベル人の共和国である。これはリビア史上初の正式に宣言された共和制国家である。1918年秋、トリポリタニア共和国の独立宣言に続いて1919年のパリ講和会議で正式に独立宣言が為された。ミスラタで開催されたスライマーン・アル・バルニ(英語版)とラマダーン・アル・スウィーヒリー(英語版)、アブドゥル・ナビ・ベルヘイル(Abdul Nabi Belkheir)、アフマド・アルマリド(Ahmad Almarid)との会議で独立の意志が固まった。しかし列強からはほとんど支持を得られず、1923年までには崩壊した。イタリアは1930年までに辛うじてリビアに対する完全な支配力を保っていた。だが、一つのイタリアの植民地として管理されていた、イタリア領トリポリタニアも1927年6月26日から1934年12月3日の間にイタリアから分離し、リビアに併合された。
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