マジノ線
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マジノ線(マジノせん、仏: Ligne Maginot、独: Maginot-Linie、英: Maginot Line)は、フランス・ドイツ国境を中心に構築されたフランスの対ドイツ要塞線である。当時のフランス陸軍大臣アンドレ・マジノ(André Maginot、1877年 - 1932年)の名を冠してマジノ線と称する。
概要 マジノ線, 種類 ...
マジノ線 | |
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フランス東部 | |
シェーネンブール要塞(英語版)の入り口 | |
種類 | 防衛線 |
施設情報 | |
管理者 | フランス |
歴史 | |
建設 | 1930年–40年 |
使用期間 | 1935年–69年 |
建築資材 | コンクリート、鉄 |
使用戦争 | ナチス・ドイツのフランス侵攻 |
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北はロンヴィ(フランス・ベルギー・ルクセンブルク三国国境の街)から南は地中海フランス・イタリア国境にまで至る、長大な複合要塞である。なお、一般にはバーゼル(フランス・ドイツ・スイス三国国境の街)以北を「マジノ線」と呼び、対イタリア防衛を主眼とした南部の要塞線は「アルパイン線(Alpine Line)」と称する。