ヨウ化カリウム
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ヨウ化カリウム(ヨウかカリウム、Potassium Iodide)は、カリウムとヨウ素からなる無機化合物。化学式 KI、式量 166.00で、潮解性を持つ共有結合の無色の固体。
概要 ヨウ化カリウム, 識別情報 ...
ヨウ化カリウム | |
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ヨウ化カリウム | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 7681-11-0 |
RTECS番号 | TT2975000 |
特性 | |
化学式 | KI |
モル質量 | 166.00g/mol |
外観 | 白色結晶 |
密度 | 3.13g/cm3, 固体 |
融点 |
681℃(954K) |
沸点 |
1330℃(1603K) |
水への溶解度 | 128g/100ml(6°C) |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | External MSDS |
NFPA 704 | |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | フッ化カリウム、塩化カリウム 臭化カリウム |
その他の陽イオン | ヨウ化リチウム、ヨウ化ナトリウム ヨウ化ルビジウム、ヨウ化セシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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水酸化カリウムとヨウ化水素酸の反応によって得ることができる。水溶液中では電離してヨウ化物イオンとカリウムイオンになっている。硫酸の存在でヨウ素が遊離するので、この性質を用いて滴定反応に広く用いられる。極性溶媒に容易に溶ける。工業的にはヨウ化化合物を作るための材料として用いられる。また、水には溶けにくいヨウ素がヨウ化カリウム水溶液には三ヨウ化物イオン(I3−)となって溶解し、ヨウ素ヨウ化カリウム溶液となる。この溶液はヨウ素液と通称され、デンプン水溶液に加えるとヨウ素デンプン反応を起こす。
また、空気酸化と光によって徐々にヨウ素が遊離し、黒ずむので、遮光の上、密栓して保存する。