ライトフライヤー号
ライト兄弟の製作した飛行機 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
ライトフライヤー号(Wright Flyer)は、アメリカのライト兄弟が開発した飛行機。またの名をフライヤーI、又は1903フライヤーと呼ばれる。
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ライトフライヤー | |
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概要 | |
用途 | 実験機 |
乗員 | パイロット1名 |
初飛行 | 1903年12月17日 |
製造者 | ライト兄弟(ウィルバー、オーヴィル) |
寸法 | |
全長 | 6.4 m(21 ft 1 in) |
全幅 | 12.3 m(40 ft 4 in) |
全高 | 2.7 m(9 ft 0 in) |
翼面積 | 47.4m2(510 ft2) |
重量 | |
空虚 | 274 kg(605 lb) |
運用 | kg(lb) |
最大離陸 | 338 kg(745 lb) |
動力 | |
エンジン | 水冷直列4気筒(4,000 cc)× 1 |
出力 | 12 HP(9 kW) |
性能(目安) | |
最大速度 | 48 km/h |
巡航速度 | km/h |
最大高度 | 9.15 m(30 ft) |
航続距離 | 0.26km 第4回飛行 |
翼面荷重 | 7.1 kg/m2(1.4 lb/ft2) |
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一般に「世界で初めて飛行に成功した航空機」とされることが多いが、これより以前にも気球やグライダーなどの意図的な有人飛行、1852年のアンリ・ジファールによる飛行船などの動力飛行の前例は存在する。スミソニアン協会は、展示しているライトフライヤー号を「最初の動力付きで、パイロットが搭乗して継続的に飛行し、機体を操縦することに成功した、空気より重い空飛ぶ機械」と説明している[1]。また国際航空連盟は、初飛行から100周年となった2003年に「最初の継続的に操縦を行った、空気より重い機体での動力飛行」と述べている。