勝利勲章
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勝利勲章(しょうりくんしょう、ロシア語: Орден «Победа»)は、ソビエト連邦の勲章。ソ連における軍人に対する最高殊勲勲章。世界でも特に貴重、希少な勲章のひとつと見なされる。勝利勲章は1個軍集団以上の軍隊を指揮し、実際の作戦行動を指揮し、戦闘で勝利した将帥、あるいはいくつかの戦線で戦況を打開し赤軍に勝利をもたらした将帥のみに授与された。(軍人が対象であり、政治家には授与されていない。これは当時協力関係にあったアメリカ・イギリスなどに対しても同様である。)
概要 勝利勲章, 種別 ...
勝利勲章 | |
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勝利勲章 | |
ソビエト連邦による賞 | |
種別 | 単種 |
受章資格 | 将軍のみ |
受章条件 | 1個軍集団以上の軍隊を指揮し戦闘で勝利した、あるいはいくつかの戦線で戦況を打開し赤軍に勝利をもたらした |
状態 | 事実上の廃止 |
歴史・統計 | |
創設 | 1943年11月8日 |
初授与 | 1944年4月10日 |
最新(最後) の授与 | 1978年2月20日(剥奪) |
総授与数 | 20 |
勝利勲章の略綬 |
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授与者は全17名で、うち2度受章した者は3名、外国人5名。このうちレオニード・ブレジネフは受賞資格のない者として取り消されている。