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大文字と小文字
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「文字の大きさ」や、「全角と半角」とは異なります。 |
大文字と小文字(おおもじとこもじ、アッパーケース文字とローワーケース文字)は、アルファベットにおける同一字母の2つの表現形である。同じ字母の大文字と小文字は同じ文字の代替表現であり、同じ名前と発音を持ち、アルファベット順に並べ替える際には同じように扱われる。多くの場合、アルファベットに属する全ての文字は大文字と小文字の2つの形を持つ。大文字と小文字の区別のことをレターケース(letter case)という。
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一般的には大文字と小文字は混在させて使用され、読みやすさを考慮して大文字と小文字の両方を使用する。大文字と小文字の選択は、言語の文法や特定の分野の慣習によって規定されることが多い。正書法では、大文字は主に文の最初の文字や固有名詞の語頭のような特別な目的のために使用され、それ以外については小文字を使用するのが一般的である。
いくつかの分野では、大文字か小文字のどちらかのみを使用することが慣例となっている。例えば、工学分野の設計図は、一般的に全て大文字でラベル付けされている。一方、数学では、大文字はオブジェクト間の関係を示すことがあり、しばしば上位のオブジェクトを表すのに使用される(例えば、Xは要素xを含む集合を表すなど)。