王子製紙 (初代)
かつての日本の製紙会社 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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王子製紙株式会社(おうじせいし)は、かつて存在した日本の大手製紙会社である。現在の大手製紙会社の王子ホールディングス(王子製紙)と日本製紙の前身にあたる。
概要 種類, 事業分野 ...
種類 | 商法会社 |
---|---|
事業分野 | 製紙業 |
その後 | 1949年(昭和24年)に解体 |
前身 | 抄紙会社 |
後継 | 苫小牧製紙株式会社・本州製紙株式会社・十條製紙株式会社 |
設立 | 1873年(明治6年) |
創業者 | 渋沢栄一 |
本社 |
東京都王子 、 |
所有者 | 三井財閥、小野組 |
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日本の製紙産業の黎明期にあたる、明治初期の1873年(明治6年)に設立。社名の由来である東京の王子で創業し、国内(内地)各地のみならず朝鮮や樺太へと進出、富士製紙・樺太工業などとの合併を繰り返して国内市場8割以上を握る巨大製紙会社へと発展していった。その規模から「大王子製紙」と称された。
戦後の財閥解体政策によって過度経済力集中排除法の対象となり、1949年(昭和24年)に解体された。後継会社は苫小牧製紙株式会社・本州製紙株式会社・十條製紙株式会社の3社である。この3社はその後の再編により、王子ホールディングス(旧苫小牧・本州)と日本製紙(旧十條)になっている。
三井財閥が出資しており、三井の傍系会社の一つに数えられる。工場群は近代化産業遺産「8.洋紙の国内自給を目指し北海道へと展開した製紙業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の指定を受けた。