読者参加型ゲーム
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読者参加型ゲーム(どくしゃさんかがたゲーム、読者参加ゲームまたは読者参加企画とも)は、プレイバイメール形式のゲームの一種で、雑誌誌上で読者の参加によってストーリーを展開するゲームの事である。読参(どくさん)などと略されて呼ばれている。
基本的には連載記事の中で基本となるストーリーが展開し、それに沿った選択内容やパラメータを参加用紙(雑誌封入の専用はがきなど)に記述、その内容によって読者の行動が決定し、ストーリー展開によっては読者のキャラクターがストーリーに関わってくることもある。
商業的に展開された大規模多人数プレイバイメールとの違いとして、
- 専用のプレイング契約を必要とせず、雑誌を購読し、はがきなどの参加用紙を使うことで、誰でも安価で参加できる
- 参加するために膨大なパラメータや選択肢を記述・選択する必要がなく、基本的に平易な選択肢などが用いられる
といった事があげられる。
また、こうした読者企画を原作として、コンピュータ・テーブルゲーム両媒体において、ロールプレイングゲームなどの形でゲーム化され、さらには漫画・小説(ライトノベル)・アニメなどメディアミックス展開されているケースも多い。
また、定期更新型オンラインゲームは読者参加型ゲームのデジタル版ともいうべきゲームであり、読者参加型ゲームのノウハウの多くが生かされている。