風神の邪教
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『風神の邪教』(ふうじんのじゃきょう、原題:英: Spawn of the Winds)は、イギリスのホラー小説家ブライアン・ラムレイによるファンタジー小説。クトゥルフ神話の1つ。長編シリーズ『タイタス・クロウ・サーガ』6部作の第4作。1978年に執筆され、2014年に邦訳刊行された。
カバーイラストは鈴木康士。推薦文は荒山徹。解説は鵺沼滑奴(翻訳者夏来健次の変名)。
主人公のハンク・シルバーハットは、シリーズ第1作『地を穿つ魔』でわずかに言及があった人物。シリーズ第4作に至り、ついにタイタスが出てこなくなり、ジャンルが異世界転移のファンタジーとなった。ラムレイは短編に『Born of the Winds』という作品があり、イタカの息子が登場する。このアイデアを長編としたのが本作である。