放射発散度
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放射発散度(ほうしゃはっさんど、英: radiant emittance、radiant exitance[1])とは、放射源表面の放射エネルギーの強度、すなわち時間・面積毎のエネルギー量を表す物理量である。 SIにおける単位は、ワット毎平方メートル(記号: W m−2)。
放射照度は同じ単位を持つが、放射照度は照射される対象の指標であり、放射発散度は放射源の指標である。 例えば、パラボラアンテナを送信機として使う場合、1次輻射器から放射されたエネルギーは一度反射器に照射され、そこから外に放射される。 放射発散度と放射照度を合わせて、放射束密度(ほうしゃそくみつど、英: radiant flux density)と呼ぶこともある。