秒速5センチメートル
新海誠のアニメーション映画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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『秒速5センチメートル』(びょうそく5センチメートル)は、日本の新海誠による2007年のアニメーション映画[2]。配給はコミックス・ウェーブ[3]。『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の3作目の劇場公開作品にあたる。
概要 監督, 脚本 ...
秒速5センチメートル | |
---|---|
5 Centimeters per Second a chain of short stories about their distance | |
監督 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |
原作 | 新海誠 |
製作 | 伊藤耕一郎 |
製作総指揮 | 川口典孝 |
出演者 |
水橋研二 近藤好美 尾上綾華 花村怜美 水野理紗 |
音楽 | 天門 |
主題歌 | 山崎まさよし「One more time, One more chance」 |
撮影 | 新海誠 |
編集 | 新海誠 |
制作会社 |
コミックス・ウェーブ・フィルム(2007年) 東宝(2022年) |
製作会社 |
新海クリエイティブ コミックス・ウェーブ コミックス・ウェーブ・フィルム |
配給 | コミックス・ウェーブ・フィルム |
公開 | 2007年3月3日 |
上映時間 | 63分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 1億円[1] |
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キャッチコピーは、どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか[4]。
題意は「桜の花びらが舞い落ちる速度」[5]。新海が監督・原作・脚本・絵コンテ、および演出までを手掛けた劇場作品で、惹かれ合っていた男女の時間と距離による変化を、「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」という短編3話の連作構成で描く[6]。全63分[7]。
連作短編という構成について新海は、「最初に脚本として小説的なスケッチをいくつか書いてみたのですが、そのうちの3本をピックアップしたときに、登場人物がひとつにつながるなと思ったんです。そこで連作という形にしました。」と述べている[8]。
第3話では、山崎まさよしの「One more time, One more chance」のボーカルが流れて、本作のタイトルが出るという手法が取られており、この手法はのちにエンディング曲がかかるタイミングに合わせてタイトルが出る『君の名は。』や『天気の子』に引き継がれている[注釈 1]。
アジアパシフィック映画祭「最優秀アニメ賞」やイタリア・フューチャーフィルム映画祭「ランチア・プラチナグランプリ」などの映画賞を受賞した[10]。