からっ風
山を越えて吹きつける下降気流 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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からっ風(空っ風、からっかぜ)とは、主に山を越えて吹きつける下降気流のことを指す。
山を越える際に温度、気圧ともに下がることで空気中の水蒸気が雨や雪となって山に降るため、山を越えてきた風は乾燥した状態となる。
特に群馬県で冬に見られる北西風は「上州のからっ風」として有名で、「赤城おろし」とも呼ばれ、群馬県の名物の一つとも数えられている。また、浜松市などの静岡県西部でも冬に北西風が強まり、「遠州のからっ風」と呼ばれる[1]。