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沢田研二および吉川晃司の楽曲。作詞・作曲は、ロックミュージシャンの佐野元春。 ウィキペディアから
「すべてはこの夜に」(すべてはこのよるに)は、佐野元春が作詞・作曲した楽曲。
沢田研二に楽曲提供され、1984年発売の沢田のアルバム『NON POLICY』に収録。後に1986年に吉川晃司がカバー・シングルを発売。そのヒットにより吉川の曲としても広く知られるようになった。
本楽曲は、佐野元春が沢田研二のために沢田の作品を全部聴きこんだ上で、当て書きしたもの。佐野にとって沢田は、まだ自分が売れていない時期に楽曲提供という形で作品を発表する機会を作ってくれた、いわば恩人であった。一方、吉川晃司にとって沢田は当時、同じ事務所(渡辺プロダクション)に所属する先輩で、事務所スタッフは、本楽曲を沢田が発表する前から「吉川晃司に歌わせたい」と佐野に打診したが、佐野は「沢田が歌った後ならばいい」と返答し、沢田を差し置いて最初に発表することを許さなかった。
結局、沢田のアルバム『NON POLICY』(1984年6月5日発売)に収録され、一方で当初予定していた吉川1枚目のアルバム『パラシュートが落ちた夏』(同年3月1日発売)への収録は見送られ、代わって1980年に発表されたアルバム『G.S.I LOVE YOU』に収録されている「I'M IN BLUE」のカバーが収録された。
その後、吉川のカバーは1986年にシングルとして発売された。違いとして沢田のオリジナルがイ短調で歌っているのに対し、吉川は長2度下げてト短調となっている。
吉川晃司の「すべてはこの夜に」は、1986年9月30日、9枚目のシングルとしてリリースされた。
当シングルの発売を記念し、ファンクラブ会員のみの特典として、ジャケットに印字されている「koji」マークを葉書に貼りファンクラブ宛に送ると、もれなく本人直筆のイラストが描かれた特製ステッカーが貰えた。
カップリング曲「無口なmoonlight」のCD音源は、ソロ活動休止前の1988年12月に再発売された8センチCDでしか聴けず、長らく入手困難となっていたが、20周年記念ベスト・アルバム『BEST BEST BEST 1984-1988』(2005年)に初収録された。
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