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アタナソフ&ベリー・コンピュータ
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アタナソフ&ベリー・コンピュータ(Atanasoff-Berry Computer)は、1937年から1942年にかけてアイオワ州立大学でジョン・ビンセント・アタナソフとクリフォード・E・ベリー(英語版)によって開発された最初期の電子式ディジタル計算装置のひとつ(one of the first electronic digital computing devices)であり、「世界初のコンピュータ」とされることもある(ただし「コンピュータ」の定義にABCが世界初となるようなものを採用すれば、の話ではある)。その頭文字からABCやABCマシンと呼ばれる。
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現在のコンピュータでも標準的に使われている二進法の採用、エレクトロニクス方式、メモリと演算機能の分離という発明が織り込まれており、さらに並列コンピューティングや再生式メモリという発明まで織り込まれている。ただしプログラム内蔵方式ではないところが現在のコンピュータと大きく異なっている。