アメリカ地質調査所
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アメリカ地質調査所(アメリカちしつちょうさしょ、英語: United States Geological Survey、略称: USGS)は、アメリカ合衆国政府の科学的研究機関の一つ。USGSの科学者らは、水文学、生物学、地質学、地理学の4つの主要な科学分野について、アメリカ合衆国のランドスケープ(景観)、天然資源、および同国を脅かし得るナチュラル・ハザード(危機的な自然現象)を対象とする調査・研究を行う。また、同国の地形図および地質図の作成業務も担っている。USGSは規制上の監督責任を伴わない事実調査研究機関である。
概要 アメリカ地質調査所, 組織の概要 ...
アメリカ地質調査所 | |
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United States Geological Survey (USGS) | |
紋章 | |
公式ロゴ | |
組織の概要 | |
設立年月日 | 1879年3月3日 (145年前) (1879-03-03) |
管轄 | アメリカ合衆国 |
本部所在地 | バージニア州レストン 北緯38度56分49秒 西経77度22分03秒 |
人員 | 9,055人(2011年)[1] |
年間予算 | 14億9700万米ドル(2023年度)[2] |
行政官 |
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上位組織 | アメリカ合衆国内務省 |
ウェブサイト | www |
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USGSはアメリカ合衆国内務省が所管する、同省で唯一の科学的研究機関である。本部は首都ワシントンD.C.郊外のバージニア州レストンに所在し、約9,000人の職員が雇用されている[1]。また、コロラド州レイクウッドとカリフォルニア州メンローパークにも主要拠点がある。
USGSの現在の標語は、1997年8月より使用されているもので、 "science for a changing world" である[3][4]。以前のスローガンは、創立100周年の際に採用されたもので、 "Earth Science in the Public Service" であった[5]。