アラクネの寓話
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『アラクネの寓話』(アラクネのぐうわ、西: La fábula de Aracne、英: The Fable of Aracne)、または『織女たち』(しょくじょたち、西: Las Hilanderas、英: The Spinners)は、バロック期のスペインの巨匠ディエゴ・ベラスケスが1657年ごろに制作したキャンバス上の油彩画で、『ラス・メニーナス』(プラド美術館)と並んで画家の芸術の粋を集めた傑作である。以前は『織女たち』の名称で親しまれていたが、ギリシア神話の主題を表している作品であるということがわかり、解釈が大転換を迫られた作品である[1]。さらに構図法、出典、寓意解釈を巡って議論の絶えない問題作でもある[2]。マドリードのプラド美術館に所蔵されている[1][2][3][4]。