イギリス領トーゴランド
かつてアフリカに存在したイギリスの植民地 ウィキペディアから
かつてアフリカに存在したイギリスの植民地 ウィキペディアから
イギリス領トーゴランド(英語: British Togoland)は、イギリスが西アフリカに1916年から1956年の間所有していた領土。正式名称は委任統治領トーゴランド(Mandate Territory of Togoland)、後に信託統治領トーゴランド(Trust Territory of Togoland)と改名される。
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1916年、第一次世界大戦のアフリカ戦線で、イギリスとフランスはドイツから独領トーゴラントを奪った。2国はトーゴラントを東西に分割し、西側を英領トーゴランド、東側を仏領トーゴランドとした。大戦後、両トーゴランドは国際連盟のB級委任統治領になった。
1922年、両トーゴランドは正式に両国の植民地の一部となった。
第二次世界大戦後は、国際連合の信託統治領となりイギリスが支配した。
1954年、イギリス政府は国連に対し、1957年以降は信託統治領を支配出来ないと伝えた。
1955年12月、国連総会はイギリスに対し、トーゴランドでの国民投票を提案した。
1956年5月9日、国民投票が行われた。国民の58%は西隣の英領ゴールド・コースト(イギリスの直轄植民地)との合併を望んだ。42%は黄金海岸ではなく、エウェ人の統一国家を建国する為に東隣のフランス領トーゴランドとの合併を望んだ[1]。12月13日、国連総会は決議1044号「イギリス支配下のトーゴランドの将来」を採択し、国民投票結果を認めた。
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