イフ・ユー・アスクト・ミー・トゥ
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「イフ・ユー・アスクト・ミー・トゥ」(英: If You Asked Me To=もしもあなたの頼みなら)は、元々パティ・ラベルの7枚目のソロスタジオアルバム『ビー・ユアセルフ』のリードシングルとして1989年に発売され、映画『007 消されたライセンス』の主題歌にもなった曲である。作詞・作曲はソングライターのダイアン・ウォーレン。歌詞は女性の視点から大切な人に訴えかける構成で描かれている。
「イフ・ユー・アスクト・ミー・トゥ」 | |||||||
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パティ・ラベル の シングル | |||||||
初出アルバム『ビー・ユアセルフ』 | |||||||
リリース | |||||||
規格 | CDシングル、カセットシングル、シングル盤レコード | ||||||
ジャンル | ソフトロック、ポップ・ロック、アダルトコンテンポラリー | ||||||
時間 | |||||||
レーベル | MCA | ||||||
作詞・作曲 | ダイアン・ウォーレン | ||||||
プロデュース | スチュアート・レヴィン、アーロン・ジグマン | ||||||
パティ・ラベル シングル 年表 | |||||||
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この曲は1989年公開の映画『007 消されたライセンス』の主題歌になったことによって知名度が上がった。ラベルのバージョンはアメリカ国内のビルボードホット100で79位、ホットR&B/ヒップホップソングで10位、ホットアダルトコンテンポラリートラックでは11位を記録している。
ミュージックビデオの撮影時は直前に彼女の姉であるジャクリーン・ジャッキー・パジェットが肺癌によって49歳の若さで亡くなっており、撮影日は葬式の翌日であった(パティにとって姉妹の死は3人目であり、全員が44歳以前で亡くなっている)。そのため、黒服を着た悲しみに暮れるパティが、教会で泣きながらロウソクと服喪用のユリを持って歌うシーンは、歌の意味合いを劇的に変化させている。
この曲はホットR&B/ヒップホップソングで第10位を記録したものの[1]、当時はさほど注目されず、3年後にセリーヌ・ディオンがカバーするまでポップチャートは振るわなかった。ラベルは1999年に発売された自身のベストアルバム内のライナーノーツでこのことについて「この曲は私がレコーディングした時もヒットしたと思っているし、セリーヌが歌った時もヒットして嬉しく思っている。ただ、アレンジも類似していて、歌声だって私たちは共に強力な声を持っているのに、私のバージョンはヒットしなかったっていうのが大方の見方。多分タイミングの問題だったと思う。」と語っている[2]。