ウィリアム・ルブルック
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ウィリアム・ルブルック(William Rubruck/William of Rubruck、1248年 - 1255年)は、フランスの宣教師、探検家。フランシスコ会修道士。フランス語読みはギヨーム・リュブリキ(Guillaume Rubrouck/Guillaume de Rubrouck)。
1253年にフランス国王ルイ9世の命を受けてモンゴル帝国に派遣された[1]。翌年モンゴル帝国の都カラコルムを訪れ、モンケ・ハン(憲宗)に謁見した。その時の見聞にもとづき、モンゴル・中央アジア各地の地理・風俗・宗教・言語などを伝える貴重な旅行記「東方諸国旅行記」を書き残した。