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フィンランドのメタル・バンド ウィキペディアから
ウィンターサン(Wintersun)は、フィンランド出身のメロディックデスメタル・バンド。
フィンランドのヴァイキング・メタルバンド「エンシフェルム」に在籍していたヤリ・マーエンパーが立ち上げた。当初は、ヤリのソロ・プロジェクトとして立ち上げられた。その後、程なくしてヤリは、ウィンターサン専念のためにエンシフェルムから脱退している。
そして、ドラマーにカイ・ハフトを迎えて、1stアルバム『Wintersun』を2004年にリリース。ドラム以外のすべての楽器をヤリが担当し、プロデュースもヤリ自身が手がけた。
レコーディング後、2人目のギタリストとして「エンシフェルム」でドラマーとして同僚だったオリヴァー・フォキンが加入する。しかし、2004年中にオリヴァー・フォキンが脱退し、「インペラノン」で活動していたテーム・マンテュサーリが加入した[1]。2005年になって、「ノーサー」のベーシスト・ユッカ・コスキネンが加入した。ちなみに、ユッカの所属しているノーサーのボーカル兼ギタリストのペトリ・リンドロスは、後にヤリの後任としてエンシフェルムにサポートメンバーを経て正式に加入した。
2006年5月、2ndアルバムのレコーディングに入る[1]。レコーディング入りの時点でアルバムタイトル『Time』とそのトラックリストが発表されるなど、順調に活動しているかのように見えた[1]。しかし、様々な問題からリリースは遅れ、2007年4月の時点で2ndアルバムのリリース自体がキャンセルされる[1]。その後も、しばしばライヴには出演するものの2ndアルバムのリリース自体は全く不透明になってしまった[1]。
2ndアルバムの当初のレコーディングが行われてから6年後の2012年5月末、遂に2ndアルバムの発売時期が発表された[1]。2ndアルバムとして作成された『Time』は、その内容が1枚のCDに収まらなくなったこともあって、『Time I』及び『Time II』の2枚で発売されることとなった[1]。『Time I』が2012年10月にリリースされた。『Time I』はフィンランドの週間アルバムチャートで初登場2位を記録し、その後4週連続TOP50入りを果たした[2]。その後、TOP50圏外となったが、2013年初週に、44位で再びフィンランド週間アルバムチャートTOP50入りし、次週も50位を記録[2]。これ以降TOP50を外れていたが、2013年27週目に38位でフィンランド週間アルバムチャートTOP50に2度目の再ランクインを果たした[2]。『Time I』はフィンランド週間アルバムチャートTOP50に計7週間のランクインを記録した[2]。
『Time I』リリース後、『Time II』のリリースはなされなかった。2017年1月に3rdアルバム『The Forest Seasons』をリリースすることが発表された[3]。同年4月中頃、セカンドギタリストとしてアシム・セーラー (G)が加入した[4]。加入時には明言されていなかったが、正式加入ではなくセッション加入であった[5]。2022年5月、セーラーがセッションを離れることが発表された[5]。この脱退についてバンド側は、ライヴで楽しい時間を共有出来たとしつつも、複数の事柄で意見の相違が発生し、全てに満足することができず、慎重に検討した結果であると述べている[5]。
スタジオアルバム
ライブアルバム
デモ
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