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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
ウルトラ警備隊 モンスターアタック(ウルトラけいびたい モンスターアタック)は、ロケットカンパニーが製作したゲームボーイアドバンス専用ソフトである。ジャンルはスーパーロボット大戦シリーズなどに代表されるシミュレーションゲーム。
円谷プロダクションによる全面監修のもと、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』の中で1話から最終話までの名エピソードを追体験できる。
科学特捜隊・ウルトラ警備隊・MATの隊員や、戦闘機などのメカ(ジェットビートルやウルトラホークなど)を動かし、ウルトラマンと共に怪獣を倒していくことが目的である。
最大の特徴は、本作品はあくまで「防衛隊」が主役であるという点である。ウルトラマンは操作できず、隊員の命令(怪獣を倒す・ビルなどの施設を守るなど)をコマンド入力することでコンピュータが自動的に移動、攻撃する。
怪獣やウルトラマンに建物や機体が破壊されると隊員に対する支持率が下がり報酬金が削られてしまい次回出動時までに機体や武器の改造が困難になってしまうため、いかにして被害を出さないように戦うかがこのゲームの醍醐味である。このゲームには(『スパロボ』などにはない)「方向」の概念があるため、単に怪獣の正面に攻撃を当てるのではなく側面や背面に回り込んで攻撃を当てるのが推奨される。また、逆にウルトラマンが怪獣を倒すと支持率上昇度が減ってしまうため、強力なNPCであるウルトラマンに戦闘を一任させることは著しくプレイヤー側にとって不利益となる。
この他毎回戦闘前に自衛隊に援軍を頼むか選択を迫られ、「頼む」を選択するとユニットの数が増える代わりに報酬金が削られる。
本作品のシナリオは、冒頭でどの組織を選ぶかにより3ルート存在する。勿論、いずれを選択しても怪獣やウルトラ戦士は映像作品の枠を超えて登場する。
このゲームの初回生産分として科特隊の通信アイテム『流星バッジ(円谷プロ協力)』が封入された。なお、このバッジはピンバッジとなっており、アンテナ部分は伸縮可能である。
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